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3年経って一人前

3年経って一人前

この言葉は、私が中学3年で自転車競技を始めた時に、自転車ショップの通称「すだのおっつぁん」に言われた言葉です。言われた時はピンと来ませんでしたが、3年ぐらい自転車に乗り続けると、確かに自転車の乗り方や競技の特性など、はたまた、自転車自体の乗り心地やうんちくなどなど、ようやく自転車のジの字がわかった様になった事を覚えています。

実は、私は3年前に転職して今の仕事を始めていますが、今年の4月でようやく3年が経ちました。転職前は、役所で建築技師として仕事をしていました。同じ建築界で仕事をしているとはいえ、その仕事の中身は大きく違います。端的にいうと、設計する側とそれをチェックする側です。自分で設計する側になると、たとえ知識や資格はあっても、設計する「経験」はありません。鉄骨造、鉄筋コンクリート造、木造、混構造と、建物の種類は多種多様、工法、設計方針も多種多様、一つ一つ経験を積んでいくことが重要でした。

この4月で丸3年を経験し、遅ればせながらですが、ようやく設計のセの字がわかってきたようにも思います。

仕事の重みを感じながら、これからどういう設計をしていくのか、自分が、会社が、どうやって社会に貢献するのか。少しずつ模索していきたいと思っている所です。

<写真と本文は特に関係はありません。私の愛車です。(昔、競技をしていたときに欲しかった自転車を今更ながら愛車として仕事しています)>

 

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