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(続)系統図!!

(続)系統図!!

前回に引き続き、今回も系統図の続編です。

最近、世間では「木造」が注目されています。様々な理由はありますが、一昔前まで、木造は火災に弱い、大きな建物が建てられないという事で、建築構造には積極的に使われてきませんでした。一方で、人は「木」という素材への魅力を感じています。ちょっと廻りを見回してください。今いる部屋に木目を使ったプラスチック製品がないでしょうか?論理的な理由はわかりませんが、人は木を見ることで安らぎを感じるのではないかと思います。鉄の塊である、車の内装に「木目」が使われのも、人の「木」への魅力を物語っているのではないかと思います。

近年では、自然素材である「木」を使った建築が見直されています。内装に限らず、構造にも木を使う事が多くなりました。建築構造には大きく「鉄筋コンクリート」「鉄骨」「木」の3種類の材料があります。それぞれに特徴があり、建物の規模や用途によりそれぞれ適した材料が使われます。これまで「木」は小規模の建物にしか使われていませんでしたが、近年「中規模」の建物にも使われる様になりました。

そんな時代の流れもあり、適材適所の構造材料を選択することもあり、時々「鉄筋コンクリート」と「木」を両方使う事はできますか?と聞かれます。この構造を「混構造」と言いますが、法的には混構造の設計方法はちょっと難解です。

建築基準法 第20条 → 施行令 36条の2 → H19年告示第593号 第三号もしくは第四号

と解読していきます。

一度判読してみれば理解できますが、なかなか頭に残らない。そんなときに「系統図(2ページ目)」!!

 

専門家しか使わないとは思いますが、興味がある方はご覧ください。今回は構造関係規定をすべて網羅しました。

 

PDF版はこちら「建築系統図」(構造関係系統図)

 

系統図画像

 

 

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