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道の駅「ごいせ仁摩」竣工

道の駅「ごいせ仁摩」竣工

このたび、大田市仁摩町にある道の駅「ごいせ仁摩」が竣工しました。
平成29年度(2017年)に開催されたプロポーザル方式の入札による基本設計に始まり、工事着手延期、他諸々の事情が重なり、苦節4年半となる長丁場の計画となりました。
中大規模木造建築といわれる、比較的大規模の木造建築による物産・交流棟と飲食店舗棟を中心とした総合的な道の駅となっています。
木造建築の設計法には様々な方法がありますが、今回の建物は、地元製材(大田市 市有林材)を活用し、集成材をつかわず、地元製材、地元大工による地産地消建物として計画を進め、「地域に根ざした建築物」というコンセプトの元、私も様々勉強しながら、頭をひねって設計させて頂きました。
写真ではわかりにくいですが、この建物は、平面的にも、立面的にも扇型の建物として計画されました。外観的には曲線的なシルエットにより、建物の大きさを感じさせない絶妙な曲率ですが、構造的には「どうやってそれを実現させるか?」でかなり難易度の高い設計となりました。
また、「魅せる構造」にもこだわった設計です。物産交流棟の木造架構、前面の歩廊の鉄骨架構など、構造架構がそのまま意匠計画にとけこみ、人に見られる構造体として、心地よさを演出する様努力したつもりです。
※専門家はあまりジロジロ見ないでください。厳しいツッコミご勘弁ください(汗)。。。。

島根県のほぼ中央に位置するとても利用しやすい道の駅として、皆さんにご活用頂けることを祈念しております。

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