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構造計算適合性判定  資格者試験

構造計算適合性判定 資格者試験

構造設計者の能力は資格で測れるものではありませんが、私たちが仕事をする上で資格はとても重要です。

建築士という資格には、木造、二級、一級建築士という資格があり、構造設計・設備設計に関しては、さらに「構造(設備)設計一級建築士」という資格があります。簡単にいうと、大きな建物を作ろうとすると、この資格が必要になります。

 

建築士の制度では、最短でも、大学卒業後2年の実務経験で一級建築士の受験資格がもらえ、1年目で合格したとして、それから5年すると構造設計一級建築士の受験資格がもらえます。最短で、31歳で構造設計一級建築士になれます。これを取ると、資格としては一人前という所でしょうか。(なかなか最短で合格する人も少ないですが。)

 

日本の法律では建物を建てるときに「建築確認申請」という申請が必要です。大きな建物はこの申請と同時に「構造計算適合性判定」という判定を受けなければいけません。簡単にいうと、建築士が設計した建物の構造計算について、高度な知識を持った第三者(判定員)がピアチェック(peer Check)(第三者チェック)をするという仕組みです。かれこれ10年ぐらい前に起きた「耐震偽装事件」から導入された制度です。

この判定を出すのには「構造計算一級建築士」の資格が必要ですが、判定をする側にも資格があり、それを「構造計算適合性判定資格者」と呼びます。そんな判定資格者の資格試験を11月に受験したのですが、先日、めでたく合格しました。あぁ良かったぁ。。。(実感)

どんな試験でも合格発表というのはドキドキします。しかも、3年に1度の試験ですので、なおさらです。吉報は外出中に知人から「おめでとう」と言われて合格を知るという展開でした。逆ならショック倍増!でしょうか。

これで一通りの構造関係の資格はコンプリートですが、さて、次は。。。。JSCA構造士でも狙ってみるかなぁ?

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